【Blender超初心者向け講座⑦】オブジェクトの着色

オブジェクトに着色する方法について解説します。

 

目次

 

 

オブジェクトの着色方法

作業ウインドウの右上にあるマテリアルプレビュー(球体の中の右から二番目)を選択します。

 

次に、右下のウインドウの下から2番目の球体(マテリアルプロパティ)を選択。

 

着色したいオブジェクトをクリックして選択します。

 

再び右下の作業ウインドウに戻り、

ベースカラーと書かれている右横の横長の白い四角をクリックします。

 

すると、カラーパレットが現れるので好きな色を選択します。

 

 

着色できました。

 

補足

デフォルトの立方体だけを着色したい場合はこのままで特に問題ありませんが、そうでない場合(というかそうでない場合がほとんど)はマテリアルプロパティを開いてもすぐにカラーパレットが出てこないので、このような画面になったら

「新規」をクリックします。

すると、上と同じように「ベースカラー」が選べるようになります。

 

【Blender超初心者向け講座⑥】視点の変更〜真上や真横〜

細かな調整を行っている際、オブジェクトを真上や真横から見下ろしたい場合が多々あります。そんなときは、以下の方法で視点を移動させましょう。

 

目次

 

オブジェクトを真上から見下ろす方法

オブジェクトを真上から見下ろしたい場合、3Dビューポートの右上にある青い「Z」を押しましょう。

 

すると、このように真上からの視点になります。

テンキーを持っている方は「7」でショートカットできます。

 

あとは同じ要領で

同じ要領で、真下から見上げる場合は「-Z」、左右真横から見たい場合は「X」「Y」をクリックしましょう。

 

【Blender超初心者向け講座⑤】オブジェクトの追加・編集方法

今回は、オブジェクトの追加方法について解説します。

 

目次

 

 

オブジェクトを追加する方法

「Shift+A」キーを押すことでオブジェクトを追加することができます。

デフォルトで現れる立方体と同じものを追加したい場合、「メッシュ」から「立方体」を選ぶことで追加できます。

 

上部のメニューバーの「追加」からも追加することができます。

 

オブジェクトの複製

オブジェクトを複製させたい場合、

 

「Shift+D」で複製させることができます。

ショートカットを押した後、「X」「Y」「Z」を押せば、それぞれの方向のみに移動させることができます。

 

オブジェクトを編集する方法

オブジェクトを編集する方法について解説します。今まで、移動や拡大縮小によってオブジェクトを編集してきましたが、より細かく編集できる「編集モード」で作業をすることが可能です。

 

編集モードは「Tab」キーを押すことで使用できます。

このように左の縦メニューが拡大すると、編集モードへ切り替えられています。

 

「編集モード」の例

「編集モード」でできることの一例を紹介します。

まず、「Tab」キーで編集モードへ切り替えると、通常の選択の場合と違い、このように頂点が出現します。

この頂点の中から一つの点を選択してみると点が白くなります。

そこで、「G」を押してみると

このように、選択した頂点だけを移動させることができます。


頂点以外も編集が可能

選択できるものは、頂点だけではありません。上部のメニューバーから、「辺」や「面」を選択し編集することができます。

 

点や面、辺を「Shift」で複数選択してまとめて編集することもできます。

 

 

【Blender超初心者向け講座④】オブジェクトの移動・拡大縮小・回転のやり方

オブジェクトの移動方法や、拡大縮小方法について解説します。

 

目次

 

オブジェクトの移動方法

オブジェクトを移動するには、まずは左クリックで移動させたいオブジェクトを選択

ます。

次に、「G」キーを押します。

すると、このようにオレンジ色から白い枠になり、移動させることが可能になります。

移動させたい位置に移動したら、もう一度左クリックを押すだけです。

 

「Grab(掴む)」の「G」と覚えておくと覚えやすいです。

 

移動中にキャンセルしたい場合

移動中にキャンセルしたい場合は、移動中に右クリックを押すだけです。もちろん移動させてから「Ctrl」+「Z」(Macの場合は「Command」+「Z」)でもすぐに戻すことができます。

 

それぞれの軸上だけ移動させたい場合

Blenderには、X軸、Y軸、Z軸の概念があります。デフォルトでは、このようにオブジェクトに赤と緑の十字線が通っており

赤:X軸

緑:Y軸

となっています。

 

上記の方法のように、「G」キーを押すだけでは、X軸にもY軸にも動かせてしまします。

しかし、「G」キーを押したあとに「X」を押せばX軸方向のみ「G」キーを押したあとに「Y」を押せばY軸方向のみに移動させることができます。

 

ちなみに、デフォルトではZ軸は表示されていませんが、同じように「G」キーを押したあとに「Z軸」を押せばZ軸方向(縦)にも移動させることができます。Z軸は青色です。

赤:X軸

緑:Y軸

青:Z軸

とおぼえておきましょう。

 

忘れてしまっても、作業ウインドウ(3Dビューポート)の右上に描いてあるので忘れてしまったら確認しましょう。

 

オブジェクトの拡大縮小のやり方

次は、オブジェクトの拡大縮小のやり方について解説します。

こちらも非常に簡単で、オブジェクトを選択→「S」キーを押すだけです。

「S」キーを押すと、矢印が出てくるので、あとはマウスで調整するだけです。

 

それぞれの軸上だけ拡大縮小させたい場合

移動の場合と同じように、X軸上、Y軸上、Z軸上だけ拡大縮小させたい場合も同じように、「S」キーを押した後に「X」を押せばX軸方向のみ「Y」を押せばY軸方向のみ、「Z」を押せばZ軸方向のみに拡大縮小させることができます。

 

SはScale(スケール)のSと覚えておくと覚えやすいです。

 

オブジェクトの回転方法

オブジェクトを回転させたい場合、オブジェクトを選択後、「R」を押すことで回転させることができます。

 

それぞれの軸上だけ回転させたい場合

こちらも移動や拡大縮小と同じように、「R」キーを押した後に「X」を押せばX軸方向のみ「Y」を押せばY軸方向のみ、「Z」を押せばZ軸方向のみに回転させることができます。

RはRotate(ローテート)のRとおぼえておきましょう。

 

移動・拡大縮小・回転は左の縦メニューバーからも可能

今回紹介した移動・拡大縮小・回転は、左の縦メニューバーからも可能です。

 



【Blender超初心者向け講座③】オブジェクトの選択・削除

今回はオブジェクトの選択方法や削除方法について解説します。

 

目次

 

 

オブジェクトの選択方法

まずはオブジェクトの選択方法。普通に左クリックをするだけで選択できます。

このように、オレンジ色になったら選択されています。

 

オブジェクトを複数選択したい場合

複数選択する場合は「Shift」を押しながら複数クリックすると選択できます。

 

ドラッグで範囲選択することでこのように複数選択をすることもできます。

 

オブジェクトを消したい場合

オブジェクトを消したい場合は、

消したいオブジェクトを選択→「X」キーを押すとプルダウンメニューが出てくるので

「削除」を選びます。便利なショートカットなので覚えておくことをおすすめします。

 

オブジェクトを選択→右クリックでも削除を選べます。

 

一つ前の作業に戻りたい場合

一つ前の作業に戻りたい場合は、

「Ctrl」+「Z」で戻ることができます。Macの場合は「Command」+「Z」になります。

 

一つ先の作業に進みたい場合

逆に、一つ先の作業に進みたい場合は

「Ctrl」+「Shift」+「Z」で進むことができます。Macの場合は「Command」+「Shift」「Z」になります。

 

これらのショートカットも便利なので覚えておきましょう。

【Blender超初心者向け講座②】画面の見方や作業の一連の流れについて解説

今回は【Blender超初心者向け講座②】ということで、画面の見方について解説します。Blenderを開くといきなりもう

 

 

ゴリゴリの作業画面が出てくるのでわけがわからないと思いますが、まずは一番最初に重要な画面の見方の基本、そして作業の一連の流れについて解説します。

 

目次

 

1,作業ウインドウ「3Dビューポート」

Blenderには様々な作業画面や機能がありますが、まずは最も大切な画面「3Dビューポート」を覚えましょう。赤枠で囲ったところが「3Dビューポート」です。



 

3Dビューポートを構成する3つの要素

まずは、作業画面「3Dビューポート」の中のには、3つの重要な要素があります。まずは3つ覚えて3Dビューポートの基本を理解しましょう。

①オブジェクト



まずはオブジェクト。Blenderを開いたら中央にある四角い立方体のことをオブジェクトと言います。実際にオブジェクトを編集・追加して3Dモデリングをしていきます。

 

②ライト



オブジェクトの右上にある丸い風船のような物体が「ライト」です。ライトはそのまま照明の意味で、オブジェクトに光を当てます。

 

③カメラ



オブジェクトの左にある四角すいが「カメラ」になります。

 

Blender作業の一連の流れ

基本的に、

オブジェクトを編集し→光を当て→カメラで撮影する

のがBlender作業の一連の流れになります。

 

視点の操作方法

3Dモデリングでは、平面と違い360度デザインする必要があります。そのため、まずは視点の操作方法を覚えましょう。

 

基本の操作方法

ズームイン:マウスホイールを上に回す

ズームアウト:マウスホイールを下に回す

視点の回転:マウスホイールをドラッグ

視点の平行移動:「Shift+ホイールドラッグ」

 

Macトラックパッドで「マルチタッチジェスチャー」を使用している場合

ズームイン:2本指を開く

ズームアウト:2本指を狭める

視点の回転:2本指を平行移動

視点の平行移動:「Shift+2本指を平行移動」

 

まとめ

これで画面の見方の基本は終わりです。まずは最も重要な「3Dビューポート」、そして「3Dビューポート」を構成する3つの要素①オブジェクト②ライト③カメラを覚えましょう。

以上を覚えたら、まずは実際に簡単な視点操作をしてみましょう。

【Blender超初心者向け講座①】まずはじめにすべきこと〜Blenderの日本語化〜

 

Blenderをインストールしてまずはじめにするべきことについて解説します。

 

目次

 

1,Blenderをインストールしてまずはじめにするべきこと

Blenderをインストールしてまずはじめにすることは、設定を日本語化することです。

Blenderの初期設定は英語になっています。

※もちろん英語が得意な方はやる必要はありませんが、超初心者の方は日本語化しておいたほうが学習効率が良いのでまずはじめに日本語化しておきましょう。

 

2,実際にBlenderを日本語化するやり方

では実際にBlenderを日本語化していきます。

 

①「Blender Preferencesを開く」

Blenderを開き、画面左上にある「Edit」「Preferences」を選択します。



すると、Blender Preferences」が開きます。

そのまま下の「Language」をクリック。

 

②言語を選ぶ

言語が選べるようになるので、日本語を選びます。

 

これで日本語化できました。

 

部分的に日本語化していない箇所もありますが、これで完了です。